ゲームの感想やオフライン活動の紹介などを交えたぼちぼち日記。
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密林の発送タイミングが良かったせいで、今日、おっさん小説読みました。
読み終えたばかりなので、ちょっと自分の中で練れてない感情とかもありますが、以下ネタバレ含む感想を書いておきます。
あ、小説読んで絶賛な気分な方は、ちょっとがっかりするかもな内容です。
すみません、すみません……。
もう少し時間がたって、自分の中の気持ちが練れれば感想も変わると思います。
その時になったら消しますね。
以下ネタバレ感想↓↓↓
なんかもう。
シュヴァーンすらも存在しなかった……そこが一番哀しかったです。
正直に言うと、涙が出そうでした。アレクセイもシュヴァーンとして彼を認識していくのはこれからなのか……とか、たった10年の付き合いなのか?この2人?とか思うとそれも涙が出そうだったり。
すみません、すみません……。
でも、自分の気持ちには嘘がつけない……。
ただ、さすがにシナリオを担当された方が書かれただけに、読んでいる間中、ダミュロンはちゃんとおっさんの若い頃として読めました。つうか、おっさんでしかなかった。
だから余計に哀しかったのかな……。
小説の物語については、まだ折り返し地点なので何ともいえませんが、もう少しじっくり読みたかったかな?というのが正直な感想です。戦争の描写がやや短いような気がしました。そこに至るまでの経緯も。
紙面の都合などもあるので仕方ないのでしょうが、6か月とかぽーんっとたってしまって、そういう箇所が幾度かあったので、もう一回読み返してみないと、実際に騎士団に入ってから戦争までどのくらいの時間が経過しているのかちょっと分からなくなりました。(読解能力ナシなので(泣))
そんなこんなも含めて、三巻構成くらいにしてほしかったです。いや、四巻でもいいよ!!!!!
(結局長く読みたいだけなのか……)
シュヴァーンのことに関しては本当に涙が出そうなくらいショックでしたが(シュヴァーンの存在自体を否定されたようで…)、それ以外では読んでいて素晴らしいなって思ったとこもありました。いくつも。当然ですが。
まずは、アレクセイがよかったです。←そこか。
めちゃかっこ良かった! 彼の中には彼の信念がある……それが伝わってきました。
狂気ではない、心の中に「念」がある人に感じられました。
ゲーム本編をやった時、バクティオン神殿で死をただ待とうとしていたおっさんに、ユーリが激しく「生きろ」というんですけど、あれがすごく好きで。おっさんにとっては、ユーリはもう一度生きるための一歩を踏み出させた人なのかなって真剣に思っているんですけど、ダミュロンにとって、アレクセイがまさにそうだったのかな…と。
新しい名前と、新しい過去。死んでしまった己に与えられた新しい「命」。
生きる目的。
それがシュヴァーンだったのか……と。
ただ、ぶっちゃけ「レイヴン」の方が本来の自分であるダミュロンに近いっていうのが……私の中では涙があふれそうになる理由の一つではありますが。
(このあたりについては後編読んでみないと何ともなんですが)
まあ、実際、シュヴァーンのような真面目な騎士(妄想)が、レイヴンのようなおちゃらけ風の人物を演じる方がムリがあるような気もするので、当然といえば当然なのかも。
個人的には、バクティオン神殿戦の直後、心臓魔導器をさらし「自前のは10年前になくした」とか「ようやく訪れた終わりだ」とか、つぶやくように語る「彼」がもっとも素の状態であったと思いたいので、複雑です……。
おおうー(涙)
他に良かったとこは、キャナリ! キャナリは良かった!
彼女の凛とした感じは突出してよかったです。そりゃ惚れるよ。
ただ、読んでいる間、ところどころ、ゲームで語られた内容と一致しない部分?というか、若干異なる部分などがあったりしたので、???と思いました。
キャナリについては、ゴーシュとドロワットと……いったいどこで知り合ったの???とか。(これは後編で語られそうですが)
そこらへん、かなりもやもやしましたが、あとがきを読んで納得。
今回の小説は、最初からあった設定をもとにして書かれているわけではなく、外伝小説のために作者の方が、ゲームのシナリオを調べつくして書かれたということで……そこはほっとしました。
そうか、ゲーム完成時には無かった設定なのかと。
不謹慎ですね……私。本当にごめんなさい……。
でもでも!
前編が、「彼」のターニングポイントで終わっているので、後編がむちゃくちゃ楽しみです。
シュヴァーンが!!!!!!!!!
シュヴァーンにようやく会える!!!!!!!!
そして
レイヴン が 生まれる !!!!!!
たまんない、たまんなすぎる!!!!!!!!!!!!
萌えつきそうです!
早く……頼むから早く出て!!!!!!!
きっと後編には、さらに素晴らしい物語が待ってるハズ!!!!
期待大です♪
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